高齢者の肺炎球菌感染症
高齢者の肺炎球菌感染症とは
肺炎球菌性肺炎は、成人肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、だ液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
定期接種対象者
- 60歳以上65歳未満の方であって、心臓、腎臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する者及び、ヒト免疫不全ウイルスよる免疫の機能に障害を有する方(インフルエンザ定期接種対象者と同様)
- 年度末に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
※今までに高齢者肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は、当該予防接種の定期接種対象外となります。
任意接種対象者 ※令和3年度より、助成対象となりました
- 定期接種以外の65歳以上の方で、今までに1度も高齢者肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがない方
※任意接種で、接種を希望される方は、事前に住民課保健師までご連絡ください。
接種回数
1回
接種助成額
4,000円
持ち物
予診票
※接種の際には必ず予診票が必要です。予診票がない場合は住民課保健師までご連絡ください。
注意事項
県外で接種を受ける場合は、住民課保健師までご連絡ください。
このページに関するお問い合わせ
住民課|0267-96-2211(代表)