八ヶ岳野辺山高原
高原野菜と酪農・観光の村

真空予冷施設(バキュームクーラー)

原理:真空冷却装置で野菜がなぜ冷えるのか?

水は常圧「現在の気圧」では100℃で沸騰「水分が蒸発」します。しかし圧力「気圧」を下げていいくと100℃以下で沸騰します。例えば、富士山の頂上では100℃以下で沸騰します。水が蒸発して液体から気体へ変化するとき「蒸発潜熱」を必要とします。例えば、水分が蒸発するとき熱を奪います。(例:炎天下の打ち水など)
野菜の水分を蒸発させ、その気化熱を野菜から奪うことにより、野菜が冷えるのが真空冷却装置の原理となります。野菜から奪う水分は全体の2%となり、目減り等はありません。例えば、気圧を下げて野菜の水分温度が蒸発温度に達すると、野菜から水分が蒸発し、さらに気圧を下げると下げた気圧まで蒸発され冷えてゆきます。このように野菜冷却目標温度の気圧まで下げ、野菜から水分を蒸発させ熱を奪い冷やします。

 

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産業建設課0267-96-2211(代表)

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